ちょっと待って!【納豆】の効果を最大限得られる食べ方知ってる?

 

 

「納豆は体に良い」と聞きますが、どのように体に良いのかはご存知でしょうか?

 

はたまた、納豆はいろいろな組み合わせの料理がありますね。納豆パスタ、納豆そば、納豆チャーハン、納豆オムレツ、納豆トーストなどなど。

 

しかし、これらの中で納豆の効果を無にしてしまっている食べ方もあるのです!

 

今回は、納豆の効果&効果を最大限得られる食べ方についてご紹介していきたいと思います。

 

納豆に含まれた5つの効果

 

納豆には、人間の体に必要な栄養がバランスよく含まれています。

 

  • ビタミンB群・・・細胞の成長や再生を促す
  • ポリアミン・・・新陳代謝や老化防止の効果
  • 食物繊維・・・腸内環境を整える
  • カルシウム・・・骨の健康
  • イソフラボン・・・女性のホルモンバランスを整える
  • 大豆レシチン・・・肌荒れの改善
  • ナットウキナーゼ・・・全食品の中で唯一の成分

 

とくに、注目すべきは「ナットウキナーゼ」。ナットウキナーゼは、わたしたちが普段食べているどんな食品にも含まれておらず、唯一納豆にのみふくまれている特別な栄養素なのです。では、納豆に含まれている栄養素や、ナットウキナーゼにはどのような嬉しい効果があるのかを見ていきましょう。

 

 

(1)肥満や動脈硬化を予防する

 

人間の血液中には「AIM(タンパク質)」があるのですが、これが少ない人は肥満になりやすいといわれています。しかし、納豆を摂取すると、このAIMの濃度を適切に調節することができると、試験で判明されました。

 

また、ある試験では納豆を1か月毎日1パック食べたグループが、納豆を食べていないグループと比較して、コレステロール値と中性脂肪血の数値が10%以上も低下した事実があります。

 

つまり、納豆を摂取することで肥満になりにくい体がつくれるということです。また、納豆に含まれている「リノール酸」や「リノレン酸」には、血管を強く、しなやかに保つ力があるので、肥満と血管の弱さが原因で起こる動脈硬化を予防する働きも期待することができます。

 

(2)糖尿病を予防する

 

納豆に豊富に含まれている食物繊維やビタミンB2には、糖質と一緒に摂取した際に「血糖値の上昇を抑える」働きがあります。

 

また、納豆に含まれている「レシチン」には、糖質の吸収を促してくれる「インスリン」を分泌する働きがあるので、納豆は糖尿病の予防になるという研究結果がでました。

 

(3)認知症を予防する

 

食後高に血糖値の急激な上昇が続くと、産出される有害物が脳細胞にダメージを与えるために認知症になるといわれています。しかし、納豆には「血糖値の上昇を抑える」働きがあり、なおかつ記憶力を高めるレシチンや不飽和脂肪酸が含まれているので、認知症予防の効果が期待できるのです。

 

(4)骨折を予防する

 

全国納豆協同組合連合会によると、納豆に含まれている「ビタミンK2」は、骨の形成を促進する性質を持っているので、骨粗鬆症を予防し、骨折を予防する効果もあるといわれています。

 

(5)脳梗塞や心筋梗塞を予防する

 

ナットウキナーゼは、納豆のネバネバに含まれているたんぱく質分解酵素です。じつは、このネバネバには、脳梗塞や心筋梗塞の原因となる「血栓」を予防する効果があることが研究により判明しています。

 

脳梗塞や心筋梗塞というと、日本人の死因トップ5に含まれている病気です。この病気が、納豆によって予防できるのであれば大変うれしいですよね。

 

ただし、納豆の食べ方によっては、ナットウキナーゼやその他の効果が受けられないこともあるようなのです・・・!

 

ナットウキナーゼは熱に弱い!

 

ナットウキナーゼは熱に弱いという性質があります。水分が多い状態では、50℃以上の高温になると活性が急激に低下してしまうため、上でご紹介した効能効果が得られるのは、基本的には納豆をそのまま食べたときのお話です。

 

ナットウキナーゼだけでなく、ビタミンB群は水溶性なので、納豆効果を最大限に生かしたいとき場合、加熱調理は控えることをオススメします。

 

ちなみに、アツアツの炊き立てごはんは65℃以上あることも多いので、納豆ご飯をする場合は少しだけご飯を冷ましてから納豆をかけて食べると良いですよ。

 

納豆効果は「相乗効果」で高まる!

 

昔の人は玉ねぎに長ネギなどを乗せていました。これは美味しいからではなく、健康に良いからなのです。

 

たとえば、キムチ、塩辛、豆板醤などの発酵食品と納豆を一緒に食べると、相乗効果で腸内環境をより整えてくれます。ゴマ、シソ、マグロなどと食べれば血行促進やコレステロール低下の期待値がさらに高まることでしょう。

 

また、ネギ、玉ねぎ、生姜、ニンニク、梅干しなどと合わせて食べれば、ビタミンB1の吸収を高めてくれるので、疲労回復などの期待値が高まります。

 

納豆を食べるタイミングでも効果が違う

 

驚くことに、納豆は、食べる時間帯によっても効果が変わってくるという研究があるのです。

 

  • 朝・・・タンパク質が体内で熱を作る(代謝アップ、冷え性予防効果)
  • 夜・・・タンパク質が成長ホルモンの材料となる(美肌サポート、成長サポート、血行促進)

 

そのため、肥満・むくみ対策がしたい方は朝に納豆を食べて、美肌・健康対策がしたい方は夜に食べるのがオススメになります!

 

まとめ

 

ちなみに、納豆は混ぜれば混ぜるだけアミノ酸が増えるために、旨味がアップするんですよ!たくさん混ぜて、1日パックを目安に美容・健康対策を納豆でしてみてはいかがでしょうか。

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